令和4年度日本学生支援機構「特に優れた業績による返還免除」の申請について

大学院第一種奨学金の貸与を受けている学生で,本年度中に貸与が終了する学生を対象に「特に優れた業績による返還免除制度」が実施されています。この制度は,在学中に特に優れた業績をあげた者を,各研究科等を経由のうえ東京大学が推薦し,日本学生支援機構が認定した場合に,奨学金の全額又は半額の返還が免除されるというものです。
申請希望者は,下記により申請してください。


なお,博士課程の採用時返還免除内定者で令和4年度中に貸与が終了する者は,必ず申請してください。

1 対象者

第一種奨学生に採用された大学院学生で,本年度中に貸与を終了(標準修業年限修了・短縮修了・退学・辞退等)する者のうち,在学中に特に優れた業績を挙げたもの
注1 令和5年度に貸与期間が残る者で令和5年4月以降の奨学金を継続しないもの(辞退・退学予定者)は今回のみ申請が可能です。次回の申請では申請できません。対象者は異動願(辞退)を作成し,2月末日までに「本部奨学厚生課奨学チーム」に提出してください。
注2 日本学生支援機構大学院第一種奨学金の貸与を受けている学生で,日本学術振興会特別研究員に採用が内定し,令和5年4月以降の日本学生支援機構奨学金(第一種)の支給を辞退する場合は,今回のみ申請が可能です。次回の申請では申請できません。
注3 令和4年9月修了者も今回のみ申請が可能です。次回の申請では申請できません。

2 申請場所及び申請方法

申請は以下①又は②により行ってください。申請上不明点がある場合は,k-kyomu@adm.k.u-tokyo.ac.jpにメールにて件名を「特に優れた業績による返還免除」の申請について」として,問い合わせてください。

① 窓口への提出
新領域創成科学研究科 教務チーム(柏キャンパス 基盤棟1階)
受付時間:10時~16時(12時~13時除く),月~金(土日祝日除く)


② 郵送による提出
記録が残る方法(簡易書留等)で以下に送ってください。(1月26日(木)締切必着。)
 〒277-8561千葉県柏市柏の葉5-1-5
 東京大学大学院新領域創成科学研究科 教務チーム宛
 ※ 封筒表に「令和4年度特に優れた業績による返還免除申請書類」在中 と赤字で記載してください。

3 申請期間

令和5年1月6日(金)~令和5年1月26日(木)16時
※申請期限後は受付しません。

4 申請手順

① 「業績優秀者返還免除申請書(様式1)」を本学のホームページからダウンロードして作成及び両面印刷してください。 https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400178467.xlsx


② 申請書は,記入要領及び記入例を熟読して,作成してください。
 記入要領:https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400178468.pdf
 記入例:https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400178469.pdf
※ 記入要領は1頁目のみ参照してください。2頁目以降は参照する必要はありません。


③ 「業績証明資料チェック表」を以下からダウンロード,印刷後,記入してください。②の記入要領も併せて熟読してください。そのうえで,必要な「業績証明資料」を揃えてください。
 https://webfs.adm.u-tokyo.ac.jp/public/mJYVwJcInvyu7TqMDqhDyYZvAecgwDL9qVeIMqw6Bfbu
 また,業績証明資料は,「業績優秀者返還免除申請書(様式1)」の「業績の種類」に記載した事実を裏付けるものを資料としてください。たとえば,学会で発表を行った場合,申請者の氏名,学会の日時・場所が書かれた通知文,学会での発表で使ったパワーポイント・ポスター発表のコピーなどです。
 なお,業績は今回免除申請する課程(修士・博士)で奨学金の貸与を受けていた期間内の教育研究活動の成果としての業績が対象となります。そのため,例えば,博士課程についての申請を行う方が修士の時の業績を提出することや,教育研究活動以外(趣味等)での業績を提出するといったことはできません。

④ ①の申請書,③のチェック表及び業績証明資料をまとめて提出してください。
また提出部数は以下のとおりです。

  • 「業績優秀者返還免除申請書(様式1)」1部と「業績証明資料」1部を1セットとして原本1セット及びコピー3セットを提出
  • 「業績証明資料チェック表」:原本1部及びコピー1部の合計2部を提出

(注1) リレー口座の加入手続を必ず行ってください。なお,採用者については,採用時に返還誓約書を提出済みです。
(注2) 結果通知は,日本学生支援機構の業績優秀者免除認定委員会で認定後,令和5年7月下旬以降に日本学生支援機構または本学から各申請者に通知します。
(注3) 業績優秀者返還免除申請者で返還誓約書の提出がない者については,日本学生支援機構で業績免除が不認定とされる場合があります。

5 その他

上記「4 申請手順」の①~④に加えて,以下の①~③の条件に該当する場合は,追加で書類を提出してください。

① 今回の申請を予定する者で,令和4年4月~12月に貸与が終了した者は,以下にある,猶予願(提出前チェックシート含め)を印刷・記入後,1月26日(木)16時までに必ず提出してください。(提出先は「2 申請場所及び申請方法」と同じです)
 なお,以下記入例を熟読してから,記入例に即して作成してください。
 猶予願:https://webfs.adm.u-tokyo.ac.jp/public/XJYVwGXInpy4ROcITGjQsw6Xi0T1Z-3MSPF8F6jdcGY1
 記入例:https://webfs.adm.u-tokyo.ac.jp/public/AJoXwlYI3pygY-fAOGgj_RH3Yt_YrJ-CCuJOYtdImHNJ

② 令和4年度の業績優秀者返還免除制度の申請を希望していた者が,新型コロナウイルス感染症の影響(コロナ以外の事情は不可)による研究計画の遅延等のため,貸与期間中に業績を挙げることができなかった場合(課程を修了した場合は除く)は,特例として,1年を限度に貸与期間延長及び延長期間中の休止(延長期間中は休止として奨学金の貸与はありません)を認め,貸与終了月について1年を限度に先送りとすることで,業績を挙げる期限を1年間猶予し,令和5年度の申請が可能となります。
 申請希望者は,以下から「令和4年度業績優秀者返還免除申請期間延長届(様式3)」をダウンロード及び作成し,令和5年1月26日(木)16時までに教務チーム宛にメールにて提出してください。
また,「令和3年度業績優秀者返還免除申請期間延長届」を提出した者のうち,上述の理由により業績を挙げることができなかった場合,さらに1年を限度に貸与期間延長及び延長期間中の休止(延長期間中は休止として奨学金の貸与はありません)を認め,業績を挙げる期限を1年間猶予し,令和5年度の返還免除申請が可能となりますので,同じく締切日:令和5年1月26日(木)16時までに以下の「様式3」をメールにて提出してください。
 ただし,「令和3年度業績優秀者返還免除申請期間延長届」を提出した者のうち,令和2年度においても「令和2年度業績優秀者返還免除申請期間延長」を提出し,既に再延長の適用を受けている者については,延長の取り扱いはできません。今回の申請で申請してください。
 延長届:https://webfs.adm.u-tokyo.ac.jp/public/RJYWw15I3syMdwqC4RG6aAsvBdNxmQk5JaaT3xt_qnOA
 記入要領:https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400178468.pdf
(※記入要領は3頁目のみ参考にしてください)

③ 返還免除内定者は修業年限内で課程を修了できなくなった場合(学位を取得できなかった場合),内定者の身分が取り消されますが,課程修了できなかったことが,災害,傷病,感染症の影響その他のやむを得ない事情(コロナ以外の事情も可)によるものであると認められる場合には,修業年限内で課程を修了したものとみなし,内定取消の対象外とすることを可能とします。