プレスリリースとは
プレスリリース(記者発表)とは、本研究科の研究・教育等の活動を広く社会に広めるため、報道機関(記者会等)に情報を公表し、記者会見を行ったり、記事の掲載依頼(投げ込み)をすることです。研究者が発表する論文とは異なり、発表の主体は東京大学または新領域創成科学研究科となります。
1. ご依頼の前にご確認ください
・プレスリリースを希望する場合は、まず新領域広報室にご連絡ください。教員から直接、本部広報課にプレスリリースを依頼することはできません。
・ニュース性を損なわないため、研究成果のプレスリリースは論文解禁と同時または直後に公表するのが鉄則です。論文公開から時間が経過したプレスリリースは対応できません。
・依頼の第一報からプレスリリースまで、およそ3週間程度を見込みます。論文解禁の直前にご連絡いただいた場合も対応が難しく、お断りする場合があります。
・プレスリリースの対象は主に科学系の記者ですが、専門外の記者も含まれます。リリース原稿は簡潔かつ平易な表現で執筆してください。
・詳細は、東大ポータル > 便利帳 > プレスリリースを確認してください。
・(参考)過去のプレスリリース
2.プレスリリースの依頼方法とスケジュール
・下記のフォームに必要事項を入力し、リリース原稿が用意できていれば、原稿をアップロードしてください。
プレスリリース申請フォーム> https://forms.gle/azG5VduziJ6x4VRq7
確認次第ご記入いただいたメールアドレスへご連絡いたします。
2日経っても連絡がない場合はお手数ですが広報室までご連絡ください。
広報室アドレス:kouho@edu.k.u-tokyo.ac.jp
・申請は下記の期日を目安に行ってください。難しい場合は広報室にご相談ください。
・他組織との共同発表の場合は調整に時間を要します。可能な限り早い段階でご相談ください。
・リリース原稿様式は以下よりダウンロードしてください。
<注意事項>
●ロゴマークの使用について
UTokyoロゴタイプの使用については、本部広報課から発出するプレスリリースおよび研究科からの単独リリースにのみ使用できます。研究科と他機関の共同リリースの場合等、状況により研究科ロゴマークの使用のみになる場合がございますのでご了承ください。
UTokyoロゴタイプについては、UTokyoPortalをご覧ください。https://univtokyo.sharepoint.com/sites/utokyoportal/wiki/d/Public_Relations_Group.aspx
●リリース原稿の作成について
・記者や一般の方にわかりやすくするために、リリース原稿に加筆修正をいただくことがあります。
・原稿の修正の際は、必ずWordの「変更履歴の記録」で、修正履歴を残してください。
・新領域の教職員・学生がどのような成果に関わったかを必ず明記してください。
・原稿の書き方については、プレスリリースガイドライン(UTokyo Portal)を参考にしてください。
(参考)過去のプレスリリース
●プレスリリースの日程について
・一日の発表件数に限りがあるため、ご希望の発表日時を確保できない場合があります。
・担当者は発表後1~2時間は可能な限り待機し、問い合わせに対応できるようにしてください。
●他機関との共同発表を希望する場合
・他機関との共同発表を希望する場合は、プレスリリース申請フォームより、各機関の広報担当者の連絡先をお知らせください。
●社会連携講座・寄付講座など産学連携に関するプレスリリースを行う場合
・プレスリリース申請フォームより、外部機関と契約期間をお知らせください。
・契約締結前のプレスリリースは承ることができませんのでご注意ください。
・原則、リリースは設置日と同日となります。
●発表機関に新領域が加わらないプレスリリースを行う場合
・論文への新領域教員の関与の度合いによって、あるいは他機関に移籍したなど、本文中に新領域の記載があっても、新領域が発表機関に加わらない場合があります。その場合も、プレスリリースされることがわかり次第ご連絡ください。
・広報室では、東京大学や新領域に関係する表記のみ確認いたします。内容については各教員が確認してください。
・筆頭発表機関の広報担当者と調整し、記事のリンクやSNSでの配信を行う場合があります。
3.報道解禁(embargo)
著名科学誌では情報解禁日時(embargo;エンバーゴ)が定められます。解禁破りは厳しい処置が課されますので、不明な場合は必ず出版社に問い合わせをお願いします。
(例) Nature > editorial policies
Accepted contributions can be discussed with the media only once the publication date has been confirmed and no more than a week before the publication date under our embargo conditions.
(アクセプト済みの論文については、掲載日が確定しており、かつ、掲載日まで1週間を切る場合おいて、メディアとの協議が可能です。)
●論文誌での発表
公開前の論文のみ、リリース配信を承ります。連絡がないまま公開されたなど不測の事態においては、(1) 広報室に公開前から連絡が入っており (2) 公開された時点で原稿が固まっている(ほぼできあがっている)もののみ、対応を検討します。
※論文公開から1週間以上を経過した研究成果については、本部広報課を通してのプレスリリースができないため、「東京大学」ではなく「新領域創成科学研究科」としてリリースを行います。UTokyoロゴマークの使用については状況により不可となる場合があります。詳しくはプレス担当者へお問い合わせください。
●学会での発表
学会側から報道解禁日時の指定がないと確約を受けた場合のみ、【解禁なし】として扱います。その他のプレスリリースは、学会指定の日時、もしくは学会発表日時を「解禁日時」とし、【解禁あり】として扱います。
4. 記者会見
●案内文の投げ込み
・会見を開く1週間前には報道機関に案内文を投げ込む必要があります。会見実施日の14営業日前を目途に、広報室まで発表資料をご提出ください。
・会見の案内資料には、「対面式の会見」「オンライン会見」「ハイブリッド式の会見(対面+オンライン)」等、方式について明確にご記載ください。
【対面式】
会見場所の地図を必ず掲載してください。その際、会場会場を囲むなどして、分かりやすく表示してください。
※掲載する地図の著作権および使用規定について、必ず事前にご確認ください。
【オンライン】
安全性の観点から、会議室URLやパスコードなど、会見に参加するための情報を直接記載するのは避けてください。
5. プレプリントとポストプリント
●プレプリント
プレプリント(PreprintあるいはSubmitted version;査読前稿)段階でのプレスリリースは原則として行いません。ただしCovid-19関係など、プレプリント段階での発出に必然性が認められる場合は、配信を行うことがありますのでご相談ください。プレプリント段階でのプレスリリースには広報室長および研究科長、本部広報課、広報戦略本部の承認が必要になります。
※査読を経ていない研究一般も、上記と同様に扱われます。
【プレプリントですでに公開されている論文】(2022.3.15追記)
プレプリントですでに公開されている論文によるプレスリリースは、通常通り申請可能です。申請時にその旨をご申告ください。
●ポストプリント
ポストプリント(PostprintあるいはAccepted version;著者版最終稿※)およびインプリント(In-printあるいはPublisher version;出版社稿)の掲載が事前にわかっている場合は、原則、そのタイミングに合わせてリリース配信を行います。ただし、ジャーナルおよびジャーナル担当者によっても対応は異なりますので、正式版の出版のタイミングでリリースを行うこともあります。該当する場合は、まずは広報室までご相談ください。
※Elsevier社では「Article in Press」、Springer社では「Online First」、Wiley社では「Early View」に該当します。
7. 英語プレスリリース
英語プレスリリースは広報戦略本部のライターが取材執筆し、世界中の記者が登録する(1) EurekAlert! (2) AlphaGalileo にて登録配信を行います。広報戦略本部にて審査あり。ご希望の場合は申請フォームにてお知らせください。
英文プレスリリースに関しては、他機関と共同で作成・配信することは原則、行っておりません。先方より希望がある場合は、広報室までご相談ください。
8. ウエブサイトへの掲載
●新領域ウエブサイト
https://www.k.u-tokyo.ac.jp/
・プレスリリースした研究成果は「記者発表」に掲載します。
https://www.k.u-tokyo.ac.jp/information/category/press/
・その他の研究成果は「研究成果」に掲載します。
https://www.k.u-tokyo.ac.jp/information/category/science/
●東京大学ウエブサイト UTokyo FOCUS
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/index.html
・本部広報課を通してプレスリリースを行った場合のみ掲載します。
9. お問い合わせ
ご不明な点がございましたら新領域広報室までご連絡ください。
広報室アドレス(プレス対応用) press@edu.k.u-tokyo.ac.jp